夏が季節が近づくにつれて気になるのが汗のにおい。
外出前などの際には、制汗や防臭効果のある製品を使用している方も多いかと思います。
私も中学生の頃から、季節問わず、スプレータイプの制汗剤を毎朝使用するのが長年の習慣になっていました。
ところが、数年前から、使用後に強い痒みや刺激を感じるようになりました。
どうやら脇の皮膚が長年のシェイビングによって荒れたせいで敏感肌になってしまったようなのです。云十年も毎日のようにシェイバーの刃と制汗剤の化学成分を浴びせて脇を痛めつけてきたので、仕方がないといえばその通りなのですが、汗のニオイが気になるため、使用を止めるわけにもいきません。
困ったことになったなと、ネットでいろいろ調べてみてみることに。そして、「敏感肌でも使える制汗剤」として、口コミで評判が高かったのが、このデオナチュレのシリーズだったのです。
「デオナチュレ」シリーズのラインナップ
デオナチュレの制汗剤は、抗菌効果と汗を抑える効果のある天然アルム石成分配合の肌に優しい製品が揃っています。
天然アルム石とは?
天然鉱物塩の一種でミョウバンとも呼ばれています。無着色無香料の天然デオドラント成分で、古くはローマ時代から愛用されてきた世界最古の制汗剤です。
アルム石には毛穴を引き締めて汗を抑える効果があり、アルカリ性のニオイ成分を中和して汗臭さを抑えてる作用があります。
参照 デオナチュレ
脇汗・ニオイ対策としての商品ラインナップとそれぞれの特徴
デオナチュレの制汗剤には、タイプ別に以下の商品が揃っています。
スティックタイプの「ソフトストーンW」
クリームタイプの「さらさらクリーム」
ストーンタイプで天然由来成分100%の「クリスタルストーン」
ソフトストーンW
口コミの一番人気はこちら。
スティックタイプで、じかに塗れるため、手間がかかりません。
使用方法は、底部分を回して中身を1㎝ほど出して、乾いた肌に直接塗ります。塗った感じは、柔らかくて滑りが良いです。
ぴったりと肌に密着する感じで、汗のニオイとともに汗自体を抑える効果が非常に高いです。
ただし、難点は、ぺったりと薬剤が貼りついた感じが少し気になること。また、落とす時も、バスルームでボディソープをしっかりつけて擦り洗いしないと、なかなかべったりした感触が落ち切らない印象でした。それだけ脇に蓋をして汗を抑える効果が高いと証拠だとも言えますが。
焼ミョウバン、イソプロピルメチルフェノール※、メントール、水添ヒマシ油、シクロペンタシロキサン、POPブチルエーテル-1、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ステアリルアルコール、BHT
ちなみに、同じシリーズで「ソフトストーンW カラーコントロール」という気になる脇の肌のくすみをコントロールしてくれる商品もあります。
さらさらクリーム
クリームタイプの制汗剤です。
使用方法はチューブから小豆粒大を手にとって肌にムラなく塗り込みます。
クリームがぴったりと密着した感じで、汗のニオイとともに汗自体を抑える効果が非常に高いです。たぶん、三種類の中でも最も汗とニオイを抑える効果が高いと感じます。
ただし、スティックタイプ同様に、ぺったりと薬剤が貼りついた感じが少し気になりました。オフする時も、バスルームでボディソープをしっかりつけて擦り洗いしないと、なかなかべったりした感触が落ちきらない印象です。また、塗る際に手についたクリームを落とす時間もかかります。そのため、私は、この商品は夏場の特に暑くて汗を大量にかく時期にのみ使用しています。
焼ミョウバン、イソプロピルメチルフェノール※、天然ビタミンE、無水ケイ酸、ヒドロキシアパタイト、エタノール、パルミチン酸オクチル、トリオクタン酸グリセリル、マイクロクリスタリンワックス、ポリアクリル酸アルキル、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、パルミチン酸デキストリン、POEラウリルエーテルリン酸Na、シクロペンタシロキサン
クリスタルストーン
他の商品と違うのは、天然由来成分100%のデオドラントだということ。ストーンというだけあって、本体は硬いミョウバン100%で出来ています。
使用方法は、まず、塗る部分の肌を水に濡らすか、本体の先端部分を濡らします。その後、肌にまんべんなく塗り込みます。使用後は水分を拭き取って乾燥させてから蓋をしてください。
乾くとさらっとした感じで、他のスティックタイプやクリームタイプのもののようなべたついた違和感は一切無く、快適に1日過ごせます。また、シャワーで簡単に落とせてべたつきが残ることもありません。
汗のニオイは完璧1日抑えられます。ただし、肌への密着度が他の2製品よりは弱いため、汗自体は、たくさんかいてしまうと抑え切れないことも。
また、水に濡らして使うので、乾くまで衣服が着れません。
また、本体を濡らして使うと、カビが生える原因にもなるので、肌を濡らして使用する方法を私はオススメします。
いずれにしても本体は乾くまでキャップが出来ないので、朝、急いでいる時は手間に感じるかも知れません。
それでも、薬剤の密着感や肌に残る感じがしないので、普段は私はこの「ストーンタイプ」を使っています。
また、1本でほぼ毎日使用しても、2年近く持ちます。コスパが良いのもストーンタイプの魅力です。
デオナチュレ 私のオススメ
どの商品も消臭制汗効果は高いですが、私が使用して全く刺激を感じなかったのは、天然由来成分100%の「クリスタルストーン」です。
個人的な感想ですが、朝、一度塗ると夜までニオイの心配はありません。
敏感肌の方に特におすすめです。
ミョウバン
ちなみに、デオナチュレを含め、市販されている制汗剤には、以下のタイプのものがあり、それぞれ、メリットとデメリットがあります。
制汗剤のタイプ別の特徴 それぞれのメリット・デメリット
スプレータイプ
清涼感があり、持ち運びに便利。また直接皮膚をふさがないので密着感を感じず快適に過ごせます。ただし、大量の汗を抑えることは出来ません。どちらかと言えば、香りでにおいを飛ばす効果があるタイプです。また、成分によっては肌に刺激を与えることもあるので注意が必要です。
ペーパータイプ
ニオイのもとになる汗を拭き取る作用があります。既にかいた汗のオイやべたつきを取る効果はありますが、これから先に発生する汗やニオイの予防にはあまり向きません。
ロールオンタイプ
肌に直接塗って使用するタイプです。スプレーやペーパータイプよりも制汗効果が高いですが、使用直後に衣服を着ると成分が付着する可能があるため、朝、着替えの際には少し不便を感じるかもしれません。また容器の先を直接肌に付けるため、雑菌の繁殖の心配もあります。
クリームタイプ
肌に成分が密着するので、消臭効果、防臭効果ともに高いです。ただし、指先に取って使用するので、手が汚れてしまう点が若干面倒かも。また、クリーム特有のべたっと密着した感じが気になることも。また、効果が持続する分、洗い流す際に、他のタイプと比較して、成分が落ちにくいということもあります。
スティックタイプ
直接脇に塗り込むタイプで密着性はありますが、軽い感じでクリームタイプのものほど重たさや違和感は感じません。洗い落とす際は、若干成分が落ちにくい印象です。
ストーンタイプ
天然成分で出来ているため刺激が少なく、敏感肌の方でも安心して使用できます。消臭効果は高いですが、汗を抑える効果は高くありません。
また、使用前に肌を濡らす必要があり、朝など忙しいときは乾くまで衣服が着れないこともあり、手間と時間がかかるのがウィークポイントです。