春香のビューティ週間☆ダイアリー

美容と健康に関して、今までほしかったけどなかったお得な情報を紹介していきます。

手足の爪の乾燥対策に 「ドクターネイル ディープセラム」の使い方と効果

 

f:id:tharuka87:20181118060123j:plain

年齢を重ねるごとに、お肌だけでなく、爪の乾燥が気になってきた方も多いのではないでしょうか。お肌同様、爪も、加齢によって皮脂や水分は失われていきます。

とはいえ、お肌のお手入れのように、化粧水や乳液などの決まったアイテムでしっかりケアするというわけでもなく、ボディケアのついでにクリームを爪の先まで塗り込むくらいの対処しかしていない、そんな方も少なくないのではないでしょうか。

私も冬になると、外出先や家事などの際、手の爪が頻繁に深い位置で折れて痛い思いをしたり、足の爪に至っては、縦皺ならぬ横皺から亀裂が入ったりと、かなりひどい有様でした。

自分の状態に合った製品を見つけて、お手入れや食事での必要な栄養素を意識するようになってからは、さすがにそこまでひどいコンディションにはならなくなりましたが、今でも少しでも油断してケアを怠ると、指先の爪が不格好に欠けてしまうことも。爪は伸びるのにも時間はかかるし、手元の不揃いな状態を目にするたびに、気分が晴れず、後悔先に立たずの状態なのです。

そこで今回は、爪の構造やその役割、そして正しいお手入れの仕方などを詳しくお話したいと思います。

爪の成分とその役割

そもそも爪は、皮膚の表皮が硬くなって変化したもので、人の髪の毛と同じく、タンパク質の一種であるケラチンが主成分で出来ています。手や足の指先を保護したり、小さなものを掴むための役割を果たしています。また、水分が約15%ほど含まれており、1日あたり約0.1㎜伸びています。

外的内的な原因で、この水分率が下がると、爪が割れやすくなったり二枚爪などのトラブルが起きます。また、健やかな爪の生成には、何よりも、普段の食事などで、主成分であるケラチンの元となる良質なタンパク質を内側から取り込むことが重要です。

爪の構造と正しい切り方

爪は三つの層から構成されています。

f:id:tharuka87:20181119084654p:plain

参照 足づくりとシューフィット

一番上の背爪(トッププレート)、中爪(ミドルプレート)、腹爪(アンダープレート)。二枚爪はその一番上の背爪の一部が剥がれてしまった状態のことです。

特に乾燥した爪を爪切りで切った際に、爪の層の間に空気が入り込むことで起こります。また、血行不足や栄養不足で、弱くなった爪にも起こりやすくなります。

そのため爪の状態が弱っている際には、爪切りよりも、やすりで磨くことをオススメします。

でも、どうしても時間がなかったり、やすりは苦手、という方には、正しい爪の切り方を守ることで、爪へのダメージを軽減させることが出来ます。

爪を切るタイミングは、お風呂上がりに爪が柔らかくなっている時間がベストです。まっすぐ真横に、肉の部分より少し上の位置で切ることが深爪にならないポイントです。最後に、両サイドをスクエアオフという指の形に沿って整えます。このとき、特に足の爪の場合、必要以上に角を深く切り落とさないことが大事です。私のかかりつけの皮膚科医の先生によると、サイドを必要以上に切り落としてしまうと、巻き爪の原因になるそうです。

f:id:tharuka87:20181118062222j:plain

参照 美容note.

巻き爪とは

本来、自然の状態では、爪は内側に湾曲する力を持っています。ただ、日々の暮らしの中で、例えば、足の爪の場合、立ったり歩いたりすることで、地面からの圧力を受けて爪が横に広がる力を与えています。この下からの力と爪の巻く力の均等が保たれていると、爪は正常な状態を保てることが出来るのです。しかし、浮き指(地面を踏みしめる力が弱ったり、地面から離れてしまうこと)などによって、その広がる力が十分でなくなったり、逆に合わない靴を履いて上から爪を圧迫し、巻く力を強めてしまうことで、巻き爪を招いてしまいます。

f:id:tharuka87:20181119092038p:plain

参照 貝印、ツメキリのすべて。

そのため、爪を切る際に、爪の両サイドを深く切りすぎてしまうと、爪の先の皮膚が力を受けて盛り上がってしまい、爪がまっすぐに生えなくなって巻き爪を誘発してしまうのです。

爪の乾燥の原因 

f:id:tharuka87:20181118063720j:plain 

水仕事や手洗いのしずぎ

特に洗剤などに含まれる界面活性剤は、手や爪の油分を必要以上に奪ってしまいます。乾燥のひどい時期にはゴム手袋を使用するなど、なるべく界面活性剤に触れないようにする工夫が必要です。現在では、手や爪に優しい天然成分の洗剤も様々な種類が販売されているので、試してみるのもオススメです。

ちなみに私が愛用しているのは、JOYのモイストケアローズオアシスの香りです。

界面活性剤の含有率が、通常のJOY製品よりも低く、手から潤いを逃しにくい構造になっています。これを使うようになって、洗剤使用後の痒みや乾燥を感じなくなりました。

 

貧血や栄養不足 

栄養不足や貧血が原因でも、爪に縦筋が入ったり、乾燥したりします。鉄分やタンパク質の高い食事で十分な栄養を取る必要があります。

健やかな爪の生成に必要な栄養素

タンパク質 爪の主成分であるケラチンのもととなります。肉類、魚類、卵、大豆製品などから、バランス良く摂取しましょう。

亜鉛 体内でのタンパク質の再合成に必要な成分です。蠣 牛肉などに多く含まれています。

鉄分 貧血によって弱くなった爪は、外部からの圧力に耐えきれなくなって先端が反ってしまう「スプーン爪」の状態に陥ることがあります。症状を防いで、栄養素をしっかり爪に届けるためにも鉄分は必須です。レバー、鰻、卵、貝類、海草類などに多く含まれています。以前にこのブログに掲載した貧血対策の記事に詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

www.haruka-bitokenkoblog.com

また、軽度の鉄分不足はサプリでも補うことが出来ます。

私が普段、服用しているのは、オリヒロの「かんでおいしいチュアブル鉄+葉酸」。

プルーン風味でおいしく服用できて、鉄剤独特の気になるにおいもせず、チュアブル状なので胃に負担もかかりません。

 

ビタミンA 皮膚や粘膜を強くしてくれる成分です。乾燥を防いで、皮膚や爪のバリア機能を高めてくれます。レバーやほうれん草、にんじん、銀だらなどに多く含まれています。

ビタミンB群 細胞の再生、新陳代謝を高めてくれます。豚肉、鰻、ナッツ類などに多く含まれています。

ビタミンD 爪の主成分ではありませんが、カルシウムの吸収を助けてくれる働きがあります。鮭、鰻、卵などに多く含まれています。ビタミンDの役割については、以前こちらのブログでも詳しく紹介しましたので、参照ください。

www.haruka-bitokenkoblog.com

ビオチン ケラチン合成に不可欠なコラーゲンの生成を促してくれる効果があります。鶏肉、豚肉、ナッツ類などに多く含まれてます。  

ネイル

 

頻繁にマニキュアを塗り替えると、除光液の刺激などで爪が乾燥しやすくなります。除光液を使う頻度は少なくしましょう。 

最近では、爪の乾燥の原因になる成分アセトンを含まないアセトンフリーの除光液も販売されています。

 

 爪の乾燥を防ぐには?

一度割れたり欠けた爪を元に戻すことは出来ませんが、爪の乾燥を防ぐにはやはり保湿が大切です。

ハンドクリームや爪専用のオイルなどでのケアが一般的ですが、一つ、注意しなくてはいけないのは、特に足の爪をケアする場合、あまり油分が多いものを使用すると、爪水虫を誘発する可能性が出てくるということ。

皮膚科医の先生にお訊きしたのですが。爪水虫の原因である白癬菌は、タンパク質の一種であるケラチンを好んで栄養源とするカビです。そのため、栄養成分の多いオイルのケア商品を頻繁に爪に使用すると、菌の温床になることも。

そこで私がオススメするのはこちら。

f:id:tharuka87:20180802202010j:plain

コーワ ドクターネイル ディープセラムの成分

医薬品会社が研究開発した爪専用補修液です。

形状はオイルではなく、セラム、美容液なので成分がしっかり奥まで浸透してくれます。

主成分は、

スギナエキス 健やかな爪の生成に必要な「有機ケイ素」を豊富に含んでます。

ジメチルスルホン 爪のケラチンの生成に必要な「有機硫黄」を補ってくれます。

ヒドロキシプロピルキトサン 上記の有効成分を爪の内部まで浸透させる働きがあります。また、表面にベールとして残ることで爪を守り保湿します。

既存の商品との違い

通常のネイルケア商品などでは、爪の表面に膜を張って新しい健康な爪が生えてくるのを待つ、というのが、基本コンセプトでしたが、このディープセラムは、すでに乾燥した状態の爪の内部まで成分を浸透させて、症状を改善させる効果が期待できるのです。

f:id:tharuka87:20180802201036p:plain

参照 https://hc.kowa.co.jp/drnail/

ちなみに、私は、使用して約1ヶ月で、乾燥で白くなっていた爪が透明で潤いのある状態に戻りました。

 

一般的に2週間から1ヶ月ほどで効果を感じる方が多いようです。

f:id:tharuka87:20181120072935p:plain

参照 ciモール

使い方

・1日1回、爪が乾いた状態で使用してください。根元から上に向かって塗ってください。

・ネイルしている爪には、伸びてきた根元と掌側の爪の裏側に塗ってください。

・ハンドケアも同時に行いたい場合は、セラムがよく乾いてからご使用ください。

・塗ったあとは、なるべく長い間水に触れないようにして成分を浸透させてください。そのため、就寝前の使用がオススメです。

  

ドクターネイルディープセラムには、手用と足用のタイプがあります。足用は、手用よりも刷毛の部分の長さが短くて足の爪に塗りやすくなっています。

f:id:tharuka87:20180802201704p:plain

参照 https://hc.kowa.co.jp/drnail/

それぞれ 3.3mlと6.6mlのサイズがあります。

ちなみに、私は、足用の方は、減りが早く、3.3mlでは1ヶ月で使い切ってしまいます。そのため6.6mlの方をオススメします。

 

爪のケアまとめ

・爪の乾燥は、加齢や洗剤、栄養不足、除光液の使用などが原因の場合が多い。

手に優しい洗剤を使用し、タンパク質やビタミン、鉄分の多い食事を心がけて、除光液は乾燥の原因になるアセトンの含まれていないものを選ぶようにする。

・二枚爪は乾燥した状態で爪切りを利用することで起きることが多い。爪の状態が良くないときは爪切りよりもやすりの使用がオススメ。

・巻き爪は、爪の裏側と爪の上にかかる圧力のバランスが崩れた時に起こる。足にあった靴、歩き方に注意し、爪を切る際には、スクエアオフの形に整え、爪の両サイドを深く切りすぎないようにする。

・二枚爪や折れてしまった爪は元に戻せないが、ドクターネイルのディープセラムは、爪の内部まで保湿成分が浸透し、爪の乾燥改善に期待できる。