春香のビューティ週間☆ダイアリー

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すぐに出来る!ブルーライトが人体にもたらす影響とその対策 ブルーライトカット商品の効果

ブルーライトがもたらす人体への影響

 ブルーライトが私たちの身体に与える影響に関して、現在、様々な指摘がされています。

私たちの暮らしの中では、多くのブルーライトを発するものが存在します。その身体への様々な影響と対策について、今回はお話ししたいと思います。

ブルーライトとは?

地球に暮らす私たちの周りには、様々な光線が存在します。光線は、電磁波の中でも主に波長が1nmから1mmの範囲のものを示しています。波長の短いものから順に、紫外線、色や明るさが私たちの目に見える可視光線、物体に吸収されると熱エネルギーに変わる赤外線があります。赤外線の波長は800mm以上と最も長く、可視光線はそれより短い400mm~800mmの範囲、最も短い紫外視線の波長は400mm以下になっています。その中で、可視光線の一種であるブルーライト(青色光)は、380mm~495mmと紫外線に波長が一番近く、可視光線の中で最も短くてエネルギーの高い光です。

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参照 ブルーライト研究会

ブルーライトがもたらす目や脳への影響

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 紫外線の元である太陽を直に見ることが目にとって非常に危険であることからも、この太陽光の紫外線にきわめて波長の近い可視光線の青色光(ブルーライト)が、目に与える影響が大きいことは言うまでもありません

ブルーライトは、LEDライトの照明やその明かりを用いたPC、スマホのディスプレイなど、私たちの身近なOA機器に多く含まれています。LEDライトは、多色を用いている蛍光灯など従来の明かりとは異なり、白と青の二色で出来ています。そのため、青色光の影響力を強く受けてしまいます。

また、ブルーライトは非常に散乱しやすい光なので、視覚のピントがずれたり、画像が安定せず、眩しさを感じやすい特徴があります。PCやスマホの画面を長く見ていると、非常に疲れを感じて眼精疲労を生じさせやすいのはそのせいでもあるのです

さらに非常に強い光のため、角膜や水晶体では吸収されず、網膜にまで到達します。そのため長時間使用していると、網膜の中央の黄斑がダメージを受け、将来、黄斑変性の原因になることも指摘されています。

さらにはブルーライトを浴びて深夜にPCやスマホを使用することで、脳が覚醒してしまい、体内リズムを狂わせて、睡眠障害を誘発させてしまうことも。

ブルーライトがもたらす肌への影響

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最近の研究では、ブルーライトが肌にも悪影響を及ぼしていることが、判明され始めています。

フランスの化粧品メーカー、ランコムが行った実験によると、被験者に皮膚科医がブルーライトを一定期間照射し、色素沈着の具合を確認したところ、1時間以内に肌の変化が表れ、なんと、試験照射後3週間も色素沈着が残ることが判明しました。

さらに、ブルーライトと紫外線のB波を比較して照射する実験を行ったところ、ブルーライトの色素沈着は3ヶ月以上続いたばかりか、紫外線B波が「表皮」のみに影響を与えるにとどまったのに対し、ブルーライトは「表皮」の下の「真皮層」にまで到達したのです。

*紫外線の皮膚への影響に関しては、皮膚組織の構造を含め、以前のこちらのブログの記事でも詳しく記していますので参考にしてみてください。

www.haruka-bitokenkoblog.com同様の実験は他機関でも行われていて、現在では、ブルーライトは、真皮層にまで届く紫外線A波に近い性質を持ち、コラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞にダメージを与えているといいう指摘がなされています。

このように私たちの身体の様々な箇所への悪影響が囁かれているブルーライトですが、どのようにしてそこから身を守ればよいのでしょうか。

ブルーライトから目や肌を守る方法

ブルーライトカットのメガネやサングラスをかける

 

まずは、PCやスマホを利用する際には、ブルーライトカットのメガネを使用することが思いつくでしょう。現在、様々なメーカーからブルーライト対策のメガネが発売されています。

まず、ブルーライトカットの元祖JINSの「SCREEN」。専門医との共同開発で作られた。普段使いの25%カットものから長時間PC使用向けの40%カットの商品、お子様向けの商品も揃っています。

25%カットと40%カットの違いは、40%の方が、ブルーライトの遮断率が高いだけあって、PC画面から若干青みが抜けて見えます。

 

 そして、Zoffの「ZoffPC 」。すぐに使える度なしとフレームを選べる度つきレンズの2種類があります。

 

ブルーライトカットフィルムを貼る

 

PCやスマホの液晶画面にブルーライトカットフィルムを貼るのも経済的で効果的な方法です。

 

 

最も簡単にブルーライトをカットする方法

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でもPCの場合、もっと簡単にこのブルーライトをカットする方法があるのです。

普段、仕事やプライベートでPCを使用している時間が、スマホのそれよりも圧倒的に長い方も多いのではないでしょうか。

しかも、オフィスで使用しているPCの場合、勝手に対策用のフィルムを貼ることも難しい。。

そんな方にも、簡単にブルーライトをカットする秘策があります。

それは、ディスプレイの色調節で青色の割合を低く調整する のです。

例えば、私が使用しているWindows7では、

1、スタートボタンからコントロールパネルをクリック

2、デスクトップのカスタマイズを選択

3、ディスプレイを選択

4、左のコントロールパネルホームの「色の調節」をクリック

5、グレーの「画面の色彩調節」<画面の色調整の開始>のページが開いて、「次へ」を押すと<基本的な色設定>→<ガンマの調節方法>→<ガンマの調節>と、「次へ」を順にクリックしていくと、<ディスプレイの明るさコントロールとコントラスト コントロールの場所>にたどり着きます。

6、そのページの「明るさおよびコントラストの調節をスキップする」をクリック。

7、<カラーバランスの調節方法>のページが開いた「次へ」

8.いよいよ<カラーバランスの調整>のページが表れます。

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ここで青色の割合を一番低く設定してください。そうすると、画面が暗くなります。オレンジ色が強い印象だと思うので、赤と緑のつまみを調節して、自分が見やすいと思う適切な色合いを導いてください。そして、「次へ」をクリック。

9、最後に<新しい色の調整が制作されました>のページに着きます。

「前の調整」を選ぶと、調節前の明るさに戻ります。そのまま明るさを調節したいなら、「現在の調整」を選んで「完了」ボタンを押します。

こうすることで、画面の眩しさを感じなくなり、目が疲れにくくなります。

変更直後は少し画面がくらいなあと違和感を感じることがあるかも知れませんが、そのうち慣れてきます。

私は今では購入時の明るさ設定のままのPCを前にすると、眩しすぎて使いにくさを感じてしまいます。

他のデバイスやバージョンでも同様に色調整は可能なので、ぜひ試してみてください。